毎年、この時期になると銀塩プリンタの色がモニター画面とズレてきます。
はっきりとした原因は解りませんが、今までの経験から室温の変化が大きな要因になっていると考えています。
そのことを証明するかのようにプリンタキャリブレーションのプロファイル製作時期の履歴がほぼこの時期になっている事も合点がいきます。
もう一回は5月から6月にその時期が来るようです。
プリンタのキャリブレーションを実施する前に一応モニタのキャリブレーションをしておきます。
モニタのキャリブレーションが終了すると次は銀塩プリンタのキャリブレーション作業です。
補正無しで出力した1,500色程度のカラーパッチを測色器を使ってパッチの色を測定し、各色のデータと実際にプリントして出てきた色差を補正するプロファイルを作成します。
この作業を行うことによってモニター画面と銀塩プリンターから出るプリントの色を近づけることが出来るのです。
作業を終えて実際の写真データからテストプリントをしてモニター画面と色比較、かなり色が合ってきたようです。
お断りしておきますが、残念ながらすべての色について完全に同じになることはありません。
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