銀塩プリンター(フロンティア)の「処理槽」というエラーが頻発するようになったのでプリンターを止めて修理することにしました。
原因については過去にも有ったことなので、現像機のカバーを取り外し修理箇所(赤丸部分)を調べます。
カラー印画紙現像工程の漂白定着処理槽ヒーター部分に問題が有るのではないかと考えました。
漂白定着液を抜いて作業にかかります。
赤丸内のホースバンド(黒い部分)を外しシリコン製のパイプを抜きますが電気の配線や処理液のパイプ
等が沢山あって少し奥まった部分です。
赤丸部分の下にヒーター部が有るのでその箇所を掃除します。
電動ドライバーにパイプ内を掃除出来るよう工夫した掃除道具を取り付けます。
エラーの原因箇所の掃除を始めます。
上の写真は自作のパイプ掃除道具を故障箇所に突っ込んでいるところです。
後はドリルで正転逆転を繰り返しながらヒーター部分のパイプ内部を掃除します。
掃除が終わると元のように戻しておきます。
他にも漂白定着部分の処理槽内の清掃と搬送部の掃除をします。
今まで使用していた処理液は廃液回収へ回し、漂白定着槽に入れる母液を作り槽内に入れます。
後は掃除した搬送部を入れ戻し元のようにカバーを取り付け温度調整すれば修理完了となります。
トータルで3時間ほど時間がかかりました。
作業は今回も邪魔の入らない真夜中に行いました。
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