最近、カラープリントのハイライト側が少し調子が出にくくなっていることに気付いていました。
原因は処理量が減少したためと決めつけていたのですが、よくよく考えてみると毎年11月と3月前後の時期にプリンターのキャリブレーションをしていた事を思い出しました。
丁度、室内の気温が下がり始め暖房を入れたり切ったりする時期と符合しています。
室温の変化がカラーペーパーに大きな影響を与えると考えられます。
そこで、カラーペーパーの条件出しを実施し、その後プリンターのカラーキャリブレーションを行いました。
今回パッチ数は1626、あまり多くても少なくても良くないのでいつも1000から2400個の間で作るようにしています。
プリントしたものを測定。
3枚にプリントされたパッチの測定を終えると。
i1profilerがiccプロファイルを作成してくれます。
フォトショップから直接銀塩プリンターのフロンティアへ出力する時にこのプロファイルを当ててプリントすればキャリブレーションされたモニターにほぼ近い色でプリント出来るようになります。
今回もキャリブレーション後、色々なデータからプリントし検証してみましたがハイライトの気になっていた調子もきれいに改善されたプリントに戻りモニターの調子とよく合うようになりました。
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