以前にもブログ記事で取り上げたキャノンのカメラについてくる現像ソフトDPP。
現在はDPP4で写真右側のようになりました。(三角の印は色の方向を確認するため私が付け加えたものです)
以前はDPP3で写真左側、大きく変わったカラーホイール(ホワイトバランス微調整)ということなのですが・・・
このカラーホイールはDPP3まではカラー補正では非常に強力なツールでした。
ところがDPP4になって小さくなり四角くなりその上色の方向性がおかしくなりました。(色温度調整と言うことであれば仕方のないことかもしれませんが・・・M-G方向は理解できますがA-B方向は直感的では有りません。
DPP3の場合、ホイール上では(cはシアン、mはマゼンタ、yはイエロー、Rレッド、Gグリーン、Bブルー)
c+m=B
m+y=R
y+c=G
よって
G-y=c、G-c=y
B-m=c、B-c=m
R-m=y、R-y=m
また
-c=R、-m=G、-b=Y
と言った具合に色の変化の方向性が決まっていて頭で(感覚的に)計算できていました。
しかし、右側のDPP4は色域の形がねじれいて感覚的にうまく動かないのです。
その上、とても小さくて微調整が効かないのです。
RGB画像を扱うのですから以前の表記の方が理にかなっています。(スライダーには触れないでホイールだけで色調整が出来る最強のツールだと思っています)
何でG-M、A-B表記にしたのか良くわかりませんが次のバージョンではもとに戻し、加えてカラーホイール上でマウスのホイールを使用すると濃度調整が出来るようにしてほしいと思います。
そうすれば大量のRAW現像も格段にスピードアップすることでしょう。
やはりDPP4のこのホイールは目の疲れた状態では使い物になりません!
PS、以前カラーホイールの記事を書きましたがその時と色の方向が少し違っています。
今回の色方向に訂正して下さい。(色を付けた▲印はカラーホイール上の色の方向を示しています。)
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