銀塩プリンターは印画紙の現像に処理薬品を使用します。
使う頻度や処理量に応じてプリントの性能を出すためには処理したプリントの量に応じた専用の補充薬品を規定量入れながら使い続けます。
しかし、使い続けるうちに何らかの要因で処理液の性能が発揮できなくなると処理液を交換しなければなりません。
プリンターの処理液をすべて交換する時、最初に作る液は母液と呼ばれ処理量に応じて入れていく液とは少し組成が違うので専用の薬品になります。
マニュアルに従い母液を作っていきます。
同時に処理槽やペーパー搬送部のラックの細部まで汚れや結晶などをきれいに落とします。
すべての処理ラックを水洗いしてきれいにすれば、母液交換作業はもう少しで終了です。
後は水や母液を入れながらラックをセットして出来上がり。
その後、温度調整、条件出しのプリントを出力、測定して範囲内に入れば一応処理可能となります。
綺麗なプリントを作り出すにはこうした作業も大切です。
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