小型の昇華型プリンタ、キヤノン「SELPHY」が壊れたので直ぐ新しいものに買い替えました。
早速プリントしてみるとパソコン画面と色が合いません。
そこで、このプリンタも他のプリンタ同様カラーキャリブレーションしてみることにしました。
が、・・・・最近のPSは補正なしのモードが無かったような・・・最初のパッチを出力するには・・・困りました。
i1のパッチも最低で400パッチ、1つのパッチサイズは小さくしても7x8mm、このプリンターでは出せないかも知れません。
あれこれ調べてみましたがネット上にも良い情報は無いようで、自分でなんとか解決法を考えなければならないことになりました。
キャリブレータが宝の持ち腐れになるかプリンターを活かして使えるかの瀬戸際、やりかけて半日悩みましたが、アレコレやってみる内になんとか解決法を見出しました。
パッチを4分割して補正なしプリントが出来上がりました。
1枚につなぎ合わせて測定。
プロファイルも無事できたようです。
プロファイルを当ててプリントした結果。
一発で画面と合った写真が出てきました。
使えます!
上の写真人物(モザイクとぼかしが入っています)左2枚はキャリブレーション以前のもの、右2枚がキャリブレート後です。
現在、銀塩ペーパーのフロンティアはもっと多くのパッチ数でキャリブレーションしていますが、このプリンタは400パッチで使えます。
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HiGE (木曜日, 30 8月 2018 23:36)
す、スゴい執念ですね...
...でも繋ぎ合わせれば確かにプロファイルが作成出来ますね。素晴らしいです!
本来であれば、メーカーがプロファイルを配布しても良さそうな商品だと思いますが...ランニングコストを考えると。
kanetomo (金曜日, 31 8月 2018 02:08)
HiGE 様
コメントありがとうございます。
通常は銀塩プリンターを使用していますが、処理槽の液温が上がるまで時間がかかるので急場しのぎ用に使用しており、色調を合わせておく必要もあるのです。
当然、NGプリントの発生率も下がります。
PLIE (日曜日, 02 9月 2018 14:39)
i1Profilerだと詳細モードで、自由に一つのパッチサイズやチャードサイズを定義できるのでチャートの印刷自体は問題なさそうですが。
それよりもチャート枚数が増えると マニュアルスキャンがしんどそうですね。
kanetomo (日曜日, 02 9月 2018 22:19)
PLIE 様
測定はL判4枚を1枚に繋ぎ合わせてからやりますので400パッチだと写真のようにA4の半分ほどのサイズしかありません。
3分ほどで測定は終わります。