以前にも作ったことのある空き缶を利用したスヌート。
以前は1個しか使用しなかったのですが、今回は2個の空き缶で1つのスヌートに仕上げます。
ルーターを使って空き缶の底を切り離します。
この時、底のくびれを残すもの(内側に入り込む側)とくびれを完全に切り落とす物(外側になる方)を作ります(赤い缶は内側、黒い缶は外側です。)
外側の缶なのでくびれをカット。
内側の缶は縦方向に真っ直ぐ切り込みを入れ、ほんの少しだけ外径を小さくします。
言葉で説明するよりも写真を見ていただいた方が早いですね。
赤い缶の右方に切り込みを入れています。(ちょっと端に写りすぎて判りにくくてごめんなさい)
mtテープで外周を少し巻いて外側になる黒い缶がうまく滑るようにしておきます。
赤い缶の口はくびれたところをカットしています。(これでGodoxのAD-200、AD-360の発光部のガラス径より太くなりプラスチックマウントとの間に挿入できます。
それでは組み立ててテストします。
あれれー、大失敗です。変な輪が出来てしまいます。
そうなんです、スヌートは作ってみると難しさがわかります。
缶の内面反射がこうしてそのまま形となって出てしまいます。
そこで切り落として不用と思われていた底の部分を拾ってきて丸い穴を開け内側になる赤い缶の底辺りにテープで貼り付けて余分の光をカットします。
そして、丸い穴に適当なディフューザーを貼り付けて光の気になるエッジを目立たなくします。
和紙のようなキムワイプを一枚貼り付けています。
さてもう一度テストしてみます。
今度はまずまずの光になりました。
キャップも捨てずに使えばさらにいろいろな表現が出来るはず、楽しみですね。
長さも多少調整可能。
トータル30分と少し、思い通りの光を作るのは難しいですね。
注:今回のスヌートは実験的なものでハードな使用は想定しておりません。発光菅周辺はとても高温になりますのでご注意ください。また、機器本体を傷めることになりかねません。ストロボについて十分理解し、自己責任でお願いいたします。また加工に関して危険なところもあります、安全対策をして十分ご注意ください。
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よろしくお願いいたします。
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