今日はすっかり遅くなってしまった墓参り。
山の中腹にある墓地は物心ついた50年以上前の事、誰かと一緒に来ていつも草むしりしていたように記憶しています。
当時、ここから眺める景色は手前に「吉備線」当時は国鉄、ちょうど正面竹やぶの後ろになります・・・墓地からは吉備津駅で蒸気機関車に乗り降りする人がよく見えていましたが現在は木の陰になってほとんど汽車を見ることが出来ません。
当時の景色は家も少なく、ほとんどは田んぼで正面の鯉山(りざん)「鯉の山」正式には「吉備の中山」と呼ばれている山の麓までのほとんどが田んぼだったように記憶しています。
写真右手の家々も今ほど無くて道沿いに家がまばらにあるだけでした。
そして50余年が経過して今の風景になりました。
こうして眺めているといろいろな人との出会いや別れ、そして50年前からは想像もできなかった変化を感じます。
毎年の墓参りでこの景色を眺める時、一番古い記憶はずいぶん薄れ、ゆっくり眺めていると少しずつたどり着くように思い出してくるのです。
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