写真の額装などで使用するマットボード、当店では自動のマットカッター(グナー製)でベベルカットしていますが、機械の調子が悪かったり設定ミスがあるとカットミスが出てしまいます。
一度失敗すると刃が入ったところは後が使えないので、ほとんどの場合廃棄します。
昨日と今日はそれらをリサイクル業者へ渡すための片付けをしました。
今までは日本製とカナダ製のものを使用していましたが、カナダ製の方が紙が少し柔らかく自動カッターで切りやすかったのです。
ところが最近になって突然そのマットボードが手に入らなくなってしまいました。
上の青と黒は日本製、下の柄があるものはカナダ製、カナダ製も日本製と同じような色もあります、
カナダ製はマット紙の色には顔料を使い、染料系の日本製品より持ちが良い上に写真の額装に最適なPH8.2の製品でした。(日本製はPH7.0)
残念な事に未だに日本では写真額装のスキルが一般的に非常に低く営業写真の額装を見ても多くがそうしたもので額装にもこだわり丁寧にやっているところは非常に少ないのが現状です。
そうした観点からピーターボロのマットボードは価格的にも手頃で写真の額装には適していたのです。
本当に残念です!
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よろしくお願いいたします。
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