写真に写っているものはクリップオンストロボの発光部につけるストーフェン(ストーフェンは商品名でこのようなものを総称してストーフェンと言われるようになったのですが、日本ではディフーザーなどと呼ぶ方も多いですね。)
最近でも同業の方でこれを室内で使用して仕事をされてる方をよく見ます。(きっと丁寧な写真撮影を心がけてる方なんだろうと想像してしまいます。)
直射だと鋭い影が出ますが、室内撮影でこれを付けると影のエッジ部分が少し和らいだり天バンにして使うとほんのすこし芯が出来て影がほとんど目立たなくなったり・・・使用場所や使い方でお気に入りの方も多いのではないかと思います。
長所もありますが短所もいろいろとあります。
まず光量が落ちること、付けたり外したり面倒、荷物になるなどなど(私は使わないときズボンのポケットに突っ込むのですがポケットの中で随分場所をとります。
まして2個3個と外すと入りきりません。
そこで、コンパクトになる何か代用できるものはないかといろいろ探していたのですが、ふと仕事場にある「キムワイプ」が使えそうなことに気づきました。
早速テストです。
用意するものはキムワイプ(M−150という型番、日本製紙クレシア株式会社製)と輪ゴム、使用するストロボです。
写真のように発光部へ巻きつけ輪ゴムで下の方を止めます。
これで、ひとまず完成です。
輪ゴムで止めたところを持って発光面の方へ数センチ移動させると写真のようになります。
これで、形もストーフェンを取り付けたようになり完成です。
キムワイプを使うのは紙にコシがあり写真のように形を保ちます。
丁寧に使えば1日くらいは使え、外すのも簡単、荷物になりません。
その上、ストーフェンを忘れて仕事に来ても代用になるものポケットティッシュ、普通のティッシュペーパー、トイレットペーパーなど多少欠点もありますがなんとか使えます。
こちらはJAでおまけに頂いたティッシュペーパー二枚重ねになっていましたが1枚だけでストーフェンを作ってみましたが、腰の弱さはあるもののなんとか使えます。
次は効果を見るためのテスト写真です。
ストロボはズームをマニュアルで50mmに設定、カメラ側は28mmレンズの設定です。発光部に何もつけないで撮影。
この写真は「キムワイプ」製のストーフェンを使用しています。
ダイレクトに壁の方へ向けて撮影しています。(約2絞り弱の光量落ちです。)
次は天バンを試みました。一つ前の写真より1段分弱明るくなってムラはかなり減っていますが3段分感度を上げています。
差し引き2段分少々の光量ロスとなっています。(撮影条件によって変わります。)
最近、この手の投稿がめっきり少なくなっていたので記事にしてみました。
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