本日のライティング、この日は高等学校の舞台上の15人ほどを舞台下から撮影します。
舞台の背景は舞台照明によって赤みがかったオレンジ色に照明されていますので、その雰囲気を壊さないようにストロボ光を使います。
立体感を出すために一般的なスタジオライティングと同じような照明にします。
撮影するる方は4段の脚立3段目に上がって撮影します。
舞台照明によってつくられた舞台の背景を残したままにストロボを使用するには立ち位置や光の方向性、バランスなど少し工夫も必要です。
すでに並ばれた方々をお待たせする訳にいかないので、早い判断が必要になります。
ストロボの光量調整とシャッタースピード、絞り、ISOの最適な組み合わせを素早く計算して最終的な答えを出します。
液晶画面を見て全ては頭の中で・・・・・その1枚1枚が積み重なって1冊のアルバムの1ページの中の1コマになっていくのです。
たった1枚の写真なのですが、毎回全力投球が続きます。
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よろしくお願いいたします。
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うら (水曜日, 21 12月 2016 09:51)
傘は、透過光用の傘ですか?
背面から見て光が見えるので。
kanetomo (金曜日, 23 12月 2016 11:54)
いいえ、反射用です。
ここで反射タイプを使うのはそれなりの理由があります。
光の方向性とコントロールのやりやすさです。