写真店のバックヤードもたくさんの機材があります。
機材があればそれを管理するスペースも必要になります。
銀塩の処理機(プリンター、現像機)はその中でも高価で管理もなかなか大変な機材です。
以前の機種から処理液温が大きく上がり、そのおかげでバクテリアが繁殖しにくくなりましたが、それでも高温に適応するものもいるようで海苔のような浮遊物が生まれます。
放置すると循環フィルターやプリントに付着し良いことにはなりません。
そこで頃合いを見計らって処理槽から機材を引き上げ丁寧に水洗いや点検をします。
搬送用の機材を引き上げると処理液を抜いて処理槽の掃除です。
状態を確認しながら拭きあげます。
それが終わると処理液を入れ、洗った搬送部を戻して終了となります。
液温の調整が出来れば処理可能になりますが、最初はどうしても少し汚れが付きますので、それがとれるまで少しランニングペーパーを処理します。
そして写真的な処理液の動きをチェックしてから作業再開になります。
約2時間くらいで処理機の手入れは終わります。
この作業のためバックヤードの流しは少し広いスペースが必要になります。
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