昨日は同業の方が来られたのでライティングの練習を一緒にしました。
ライティングのことはよくご存知なので少し機材系の実践練習にシフトした内容で。
題名からもおわかりのようにHSS(ハイスピードシンクロ)とNDフィルタを使用しカメラのシンクロスピードに合わせた撮影方法の違いについてです。(結果的にはあまり違わないと思われるかもしれませんが撮る方から言えば随分違ってきます。)
カメラデータ ISO100 F1.8 1/250
それでは今回のBTS画像です。
キーライトにトライフラッシュ(英語表記Tri Flash、以前はトリフラッシュと書いていましたが今後は英語の発音に近いトライフラッシュと書くようにいたします。)を使用し日没近く逆光の状態で撮影。
今回の撮影では太陽光はキッカーライトになります。
ストロボはこのトライフラッシュ1灯(ストーフェンを付けたクリップオンストロボが3灯を1組にしています)です。
一般的にシャローフォーカスを使った今回のような状況では2つの方法が考えられます。
1つは「HSS」ハイスピードシンクロと2つ目は「NDフィルター」を使う撮影方法です。
機材はどちらも可能なのですが、個人的には「ND」を多用します(もちろんHSSのファンでもありますが)。
この写真は4Stop分の「NDフィルタ」(ND16)を使用して撮影しています。
撮影データは ISO100 F1.8 1/250 カメラは7Dmk2 トライフラッシュの出力は1/16です。
こちらは「HSS」もちろんNDフィルタは取り外しています。
撮影データは ISO100 F1.8 1/1000 カメラは同じですが、トライフラッシュの出力は1/2にしています。
このような結果になりました。
プロの方ならおわかりかと思いますが、「HSS」でシャッタースピードが変化すれば当然ストロボ出力も変わってきます。
この記事に関係したブログ記事は2016年6月14日に書いていますのでその内容を見てい頂ければ理解がより深まると思います。
ぜひ、参考にして下さい。
今回の写真はレンズに少しフレアが入っています、補正するのは簡単なのですが、テスト結果なのでありのまま補正なしで掲載いたします。
お手数でもブログ記事下の「猫」「くじら」をクリックして下さい。
よろしくお願いいたします。
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