今日は備前焼でできた招き猫を撮影してみました。
仕事で釉薬のかかった焼き物を撮影したのですが、その続きでブログ用に店に飾っている高さ5cm程の備前焼の招き猫を撮影しました。
人物撮影では小振りな24x36インチのソフトボックスなのですが、このサイズのネコにはさすがに大き過ぎて少々扱いにくく感じました。
ライトはこの1灯のみ左上からのライティングです。
「やはり小物の場合は光源もクリップオンの方が向いているのかも知れません」と後から思うようでは何とも情けない。
モディファイヤーも小物の撮影に合わせて作れば面白かったろうにと思います。(こういうのを後の祭りというのでしょうね。)
さて、招き猫と言えばこちら
吉備津神社のおみくじ処を縄張りにしている白猫(赤丸印)、多くの観光客の方々のカメラのモデルとなっていて大人気。
小さい子供さんからお年寄りまで、皆さん気になるようで、正に「招き猫」の様。
ここにいる沢山のネコは元は捨て猫なのですが、毎日餌やりに来られる方も居られ広い神社の境内がいつの間にか住処になってしまってる様子です。
飼い主の方はペットを絶対見捨てないで下さい。(責任を持って最後まで面倒見てあげて下さいね。)
神社さんも困っておられます。
私も仕事前に、人気のネコを撮ってみました。
シャッターの音にも耳も動かさずすっかりアイドルになりきっている「おみくじ招き猫」の寝姿でした。
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うら (火曜日, 27 10月 2015 10:41)
私も先日色々テストしていました。
モノブロックの直炊、
被写体とモノの間にトレペを入れて、
白傘を付けて、
白傘付きのモノとの間にトレペを入れて
手前側からレフを入れてみたり、光源を入れてみたり。
透過傘も試してみましたが
一番便利で良かったのは、トレペを間に挟んだ白傘付きのモノ仕様でした。
その際に頭の中でアドバイスの神様が降りてきました。
以前に金友さんにアドバイスしてもらった言葉です。
「光源面は、近くに寄せて大きく(広く)するほど影が消える。
分かりやすく言えば、遠くの懐中電灯の灯は点。近くに寄せるほど面が広くなり光は柔らかくなる」
正確な言葉は忘れましたが、心から理解しているつもりです。
その事から、思いました。
トレペを被写体ぎりぎりにまで近づければ近づけるほどトレペの白い面が被写体にとって大きくなり影も消える。
そしてモノだけでなくモノに白傘を付けてトレペのむこうの光源自体の照射面積も大きくすればなお良い。
プロペットの方に傘をどこまで差し込むのか聞きました。
正しい方法は
「モデリングランプを付ける。傘の内側に出来るモデリングランプの光。その端は傘を近づけるほど中に入っていく。モノの光源と傘との距離を遠ざけるとモデリングランプの光の端は傘の外側に向かって広がっていく。その光を見ながら傘をどこまで差し込むのか決めてください」
この事により光を傘いっぱい使って効率よく照射出来る。
自分でテストしながらマシューズの60cm90cmのフラッグフレームを買ってしまいました。
黒の枠だけのもので中にトレペなどを貼る事が出来る軽量の枠です。
金友さんなら自分で作ってしまいますね。
いろいろな方のアドバイスがとても役に立っています。
ありがとうございます。
kanetomo (火曜日, 27 10月 2015 18:05)
いつも丁寧なコメントありがとうございます。
時間があると練習やメンテの毎日ですが、1年前、2年前・・・・と比較すると確実に光についての認識が変わって来た事に気付きます。
奥深い照明についてゴールはありませんが、これららも続けていくつもりです。
そうした中、頂いたコメントは励みや刺激になりとても嬉しいものです。
これからもコメントよろしくお願い致します。
フラッグフレームはアルミパイプ、過去には木製フレームで何種類か作りましたが仕事の中でまだまだ活かしきれていないのが実状です。
その辺りの事もまた記事にしたいと思っています。