今日は、久しぶりのライティングレッスンなのですが、スタジオライトのフィルライトを取り上げ、バックグラウンドへの影響のテストをしてみました。
何故、フィルライトを・・・・と思われるかも知れませんが、フィルライトはスタジオ内では扱い方が非常に難しいライトと感じていて仕上がりの写真の質や雰囲気に大きく影響します。
一つには背景からオブジェクトまでの距離、オブジェクトからフィルライトまでの距離の取り方でコントロールがある程度可能です。
本来は、ライト1つ1つはそれぞれの目的だけに効果が出せればコントロールが楽なのですが、狭いスタジオでは他のライトと干渉し簡単に良い結果をだすことが出来なくなります。
今回のライティングレッスンはその辺りの基礎的なテストになります。
そこで、距離を変えながら4種類の撮影を比較してみました。
人物右腕横の背景濃度をPhotoshopのトーンカーブ上にプロットしてみました。シャドー部分に偏っていますので実際にはもう少し濃度差があると感じています。
資料の作り方に少し問題があったと反省しておりますが、参考になれば幸いです。
(今回フィルライトのテストなので、これにキーライトが1〜2ストップオーバー目に入って来ると丁度良いのかなと思っています。)
キーライトはグリッドやゴボを付ける事によってバックグラウンドに与える影響を減らす事が可能です。
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