2日前からFUJIFILM X-T1が短期滞在中です。
最近は少し忙しくゆっくりテスト出来る状態ではないのですが、自分の感覚でテスト使用してみます。
比較は現在使用している1眼レフと比べる事になってしまいますがお許し下さい。
最初は酷な比較で申し訳有りません。飛んでるツバメを撮ってみました。
電線や建物が多いなかの撮影なので通常の一眼レフでも厳しい条件で、一眼レフでも0.5秒程追いかけないとピントが合わないのですが、さてX−T1は? 写真のようにまったく追いつきません。ファインダーを目に当てた瞬間は画像が見えず、一瞬遅れで視野が出てそれからツバメを捕らえて追いかけます。(しかしその時には建物の後ろに飛去っています。)
何度もやってみましたが、結局どうしようも有りません。(触った時には撮れそうな気がしていましたが、結局一眼カメラにはまだまだ追いつきませんね。
その他、高感度ISO6400でも素晴らしい性能ですし、上の写真のような場合でもレンズの切れが良く隅々でキャノンの1眼を上回る様な切れ味の画像を生み出します。
財政に余裕が有ればサブカメラとして持ってみたいカメラです。
ただ、私の大きな手はカメラをホールドするたびにあちこちのぼたんに触ってしまい、設定がころころと変わってしまいシャッターを切ろうとしても画面にいろんな情報が出ていて「あれれ」と思った事がしばしば有りました。
また、露出セットにカメラ上面を見るのはちょっと不便ですね。(慣れれば問題ないのかも知れませんね)
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うら (金曜日, 22 5月 2015 00:23)
X−T1を2台所有しています。
レンズは3本。
バッテリーグリップ2個
予備のバッテリー6個。
カメラがデフォルトの状態は非常に使いにくいです。
快適に使うためにはいくつかカスタマイズする必要があります。
撮影後表示はOFFにする。
マニュアルフォーカスアシストはOFFにする。
カメラの上幹部のFnにWiFiが割り振られていますがここにロックを割り当てる。
Qボタンを押したときに出るメニューをカスタマイズして必要なものを使いやすい配置にする必要があります。
EVFの設定は。
通常は背面画面はinfo。
ファインダーに目を当てたときにEVF ONに設定。
書かれていたようにいろいろなつまみが勝手に動いてしまいます。
なので個別にロックをかけてしまいます。
ISOは6400までのオート。
AF-SとAF-Cはフォーカス優先に。
中央部の9点のみ位相差AF。他はコントラストAFです。
なのでツバメを追うときは、AF-Cにして中央を使います。
もうしばらくするとAFが大幅に改善されます。
そのためのファームウェアの内容が正式に数日前に発表されました。
無音シャッターを試されましたか?
左上のISOをAに絞りをAにシャッターをAにそうすると完全フルオート。
シャッタースピードのみを1/250にするとシャッター優先オートになります。
昔と違うのはISOも変化すること。
その場合、露出補正ダイヤルが働きませんでした。
しかし、先ほど書いたファームウェアでその状態でも露出補正が働くようになりました。
手元にある説明書はQボタン内容もカスタマイズできない頃の説明書。
その後たくさんの機能が追加されました。
その内容は手元にある説明書には書いてないのでは?
買ってすぐに子供の卒業式に持って行きました。
撮影してそのままファインダーを覗いていると撮影した画像が覗いているファインダーに表示される。
その間にも子供は目の前を通り過ぎていきます。
ファインダーに撮影直後画像が表示されたせいで状況が把握できません。
撮影後表示をOFFにして解決。
今度は置きピンをしてみようとマニュアルフォーカスに切り替え。
ピントリングを回すたびに覗いているファインダー越しに拡大されます。
全体が把握できません。
これもすぐに解除。
マニュアルフォーカス時でもカメラ右肩部分のAF-Lボタンが作動します。
今では、マニュアルフォーカス時でもピントリングはほとんど触りません。
いろいろなところにFnボタンがあり、好きなように割り振ることが可能。
僕はニコンも使っていますが、EVFには、ホワイトバランスも常時反映されています。
撮影後、モニターで確認しなくてもファインダー時点で分かっているのでほとんどモニターで確認しません。
今手元にないのでここまでしか詳しく書けませんが、使いこなせば答えてくれるカメラです。
デフォルト状態では、かなり使いづらいかめらでもあります。
kanetomo (金曜日, 22 5月 2015 01:17)
うらさん
3台とは凄いですね。
最初に触ったときは何が何だかサッパリ判らず。
半日いじり回してなんとか写せる状態に、これほど使うのに困った事は無かったので、少しいやになっていました。
うらさんのコメントで自分にはとても合わないように思ってしまいました。
機能が高くなると操作を覚える事が大変になる様ですね。
ファームウェアを入れ替えてもっと簡単なカメラに変える方法が有ると良いと思います。
うら (金曜日, 22 5月 2015 09:59)
書き方がくどかったようですね(いつもですが)。
開発者がキャノン使いの様で。
上に書いた事柄は、「基本的にカメラにさせない」を目的とする設定にする事です。
買ったばかりの状態が、大きなお世話状態で使いにくいのです。
デフォルト状態では、開発者が勝手に便利と思っている機能が全面に押し出されすぎて反って使いづらくなってるのです。
それの解除方法を書いたつもりです。
今は違いますが、キャノンの一眼は苦手です。
昔のキャノン一眼。
ピントエリアの選択が、まず右肩の「AFフレーム選択ボタン」を押して、次に背面のダイヤルをまわして巡回でAFエリアが動く。
今はマルチコントローラが付いてダイレクトが可能ですね。
発売当初のX-T1もこのキャノンと同じようにAFボタンを押してエリアを変える設定にする。
その後、ピンとエリアが動かせる、の2段階工程。
シャッターを押すとエリア選択は解除されまたAFボタンを押さなければならなかった。
キャノン使いである開発者はそれが当たり前だと思っていたのでしょう。
その後のファームウェアのアップデートで背面でのダイレクト選択が可能になりました。
人物撮影時、真ん中にエリアを持ってく事は少ないです。人物の顔は中心より上。
立て位置にしたり横位置にしたり頻繁に動かします。
キャノンでは、未だに右肩部分に「AFフレーム選択ボタン」が有りますよね。
必要有るのでしょうか?
地元の写真仲間に置きピンを使っているか聞きました。
キャノン使いで置きピンを使っている人はかなり少なかった。
そして真ん中のAFエリアしか使っていない人も多かったです。
運動会のリレーで向こうから走ってくる子供。
コーナー付近で、一人なら良いけど時間差で2人が重ならない程度に走って来る場面。
僕の場合、ピントの位置を決め置きピン。
そこに来る子供を連射で撮影します。
ピントの位置が固定されているのでそこを通過する子供は、すべてピントが合います。
そんな場面でもキャノンのAFしか使わない同業者がいる。
走ってくる子供が、前後で3人分くらい差があった場合。
前の子を写した後、後ろの子に再びピントエリアを合わせておっていたら通過してしまう。
そんな疑問をぶつけたら、キャノンなら大丈夫の返答。
AFが売りのキャノンならもしかしたら可能なのかもと自分自身納得して帰ってきた記憶が有ります。
ニコンとキャノンでは考え方が違うようです。
話は脱線しましたが、X−T1は、買ったままの状態の設定が異常なのです。
使いにくい。誤解されます。
絞りリングはある。
シャッターダイヤルもある
ISOダイヤルもある。
説明書を読まなくても分かるカメラ。
今時このような古くさいデザインのカメラはかなり少ないです。
昔のマニュアルカメラに近いですよ。
kanetomo (金曜日, 22 5月 2015 12:38)
うら さん
詳しい説明ありがとうございます。
お話の言葉の中に一杯ヒントを頂きました。
撮影のポイントはピントと露出、この二つの事が上手く出来れば後はなんとかなります。
昔のカメラはスナップの時この二つを前もって決めて撮影していたように思います。
対称に向けた時にはピントも露出も決まっていてフレームに集中出来たように感じています。
便利になった分煩わしさも増えたように思いますので、昔の撮影スタイルで撮れば良だけの
事かも知れませんね。