数日前にブログに書いた「学校個人撮影セッティング」のセットを少し変更して本番に臨みました。
テスト撮影で仕上がりの写真が少し気に入らなかったので、その日の夜倚子の前に置いてあるレフ板(90x90cm)を作りセッティングに加えました。
上の写真は本番そのままのセッティングになります。
あとは、右のリフレクターが効き過ぎなので少し前方(カメラ側)へ移動させたこと、バックグラウンドライトの効きが少し弱かったので、1ストップ分光量を上げました。
前回のテスト撮影分
今回のセッティングで撮影したもの
あごの影、左のシャドー部分、バックグラウンドの出方その辺りが違っています。
色も多少違っていますがその辺りはご容赦を。
ここで取り上げた機材以外は前回と同じです。
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うら (月曜日, 20 4月 2015 10:19)
ネガの頃と違い、モニターで色など確認出来るようになったので同じようにライティングをいろいろ変えて試せ便利ですよね。
しかし、問題はフジのフロンティア。
撮影後、モニターで色を突き詰めてもフロンティアを通すと色ががらっと変わってしまいます。
友人は、ラボからフロンティアで出した色見本を貰い、フロンティアで出した時にちょうど良くなるようにモニターをプリンターに合わせて調整しています。
フジの自動補正技術で、コントラストや色など細かく変えられてしまうのでうんざりする事が有ります。
ラボに出して、自動補正無しで焼いてもらっても必ず補正は必要。
撮影後のデーターそのままプリントしたときと、色々さわったものでは前者の方が良いときもある。
なので最近は、フロンティアが補正しやすい画像を作っています。
モニター上で微妙な淡い肌を作ってしまったらフロンティアは苦手なようです。
デジカメになって便利になったけど、今までラボ任せにしていた苦労が撮影者側に。
便利になったのか、不便になったのか?
kanetomo (月曜日, 20 4月 2015 17:42)
うら さん
フロンティアのお話、フジのソフトの問題もあるかもしれませんが、微妙な淡い色の補正はどのメーカーの自動補正も苦手としているのではないでしょうか?
淡い色が画面の多くを占めると、色が淡い色の方向に傾いているのか、その色が正しいのか判断できないようで、殆どの場合淡い色の傾きと判断され大きく補正されてしまうようです。
そのため、スタジオ撮影などでは背景や微妙なライトの色使いなどで同じように補正されてしまうことが多いです。
過去にブログでも書きましたが、フロンティアも一般プリンターと同じようにi1を使用してキャリブレーションして使用し、フォトショップから直接出力します。
スナップ撮影なども、DIコントローラーから無補正(自動補正を切って)出力します。
ですので、スナップ撮影もほとんどすべて現像ソフトで色を直します。
DPPですとツール、環境設定、カラーマネージメント、カラーマッチング、モニタープロファイルの指定をして運用しています。(これでモニター上でフォトショップとDPPの色が合います)
ただ、フロンティア独自の色の傾向が有りますので、その辺りは特性を掴まないとうまくいかないと思いますが、最初にこのあたりのことをきっちり出されて処理をしたほうがいいと思います。
フロンティアは温度による色変化が顕著に出ますので、そのあたりのタイミングを掴むか条件出しのプリントを処理前に通して条件変化を抑えこむことも大切だと思います。
当店では仕事に使うプリントは殆どの場合、自動補正は使用しないでプリントしています。