前回は縦方向にクイックボックス(60x60cmのクリップオン用ソフトボックス)とサンバウンスのマイクロミニリフレクターを組み合わせて上下方向に使用していました。
今回は2灯ライティングで、前回のクラムシェル風のライトを90度方向を変えてセッティングしました。
人物左上後方にクイックボックスをカメラ方向へ向けてセット、次にカメラを隠すようにリフレクターをセッティングしています。
人物右側にはリップストップナイロン(DIY)製のレフを入れています。
背景にはLEE Filter 738(JAS Green)をE640に付けて照明しています。
次に後ろ側からのBTS写真を載せておきます。
スタジオをあまり整理しないで撮影練習していますので少し判りづらくて申し訳有りません。
それでは今回のデータです。
ISO100 F1.8 1/200
580EX2+Quick Box 1/64出力
E640(Einstein640)1/64出力+7inchリフレクター+ディフーザ(DIY)+LEE Filter 738 JAS GREEN
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うら (金曜日, 13 2月 2015 09:41)
頻繁な更新ありがとうございます。
またご意見を。
証明写真を撮りに来られる男性の方。
顔がテカってます。
僕は女性用の油取り紙をさりげなくお渡しし、上から押さえる感じで拭き取ってもらってます。
金友さんはどうされていますか?
kanetomo-photo (金曜日, 13 2月 2015 12:12)
うら さん
いつもコメントありがとうございます。
さて、顔のテカリの件は人それぞれ感じ方も違って一言では伝えられません、撮影環境によっても違って来ます。
当店ではお顔がテカった方は少ないです。(言葉を変えれば仕事が少ないだけ)
証明写真は撮影前に必ず姿見でご自身チェックして頂いてます。
ライティングについて申し上げれば、なるべくソフトライトを使ったライティングにすれば良いと思いますので、大きなソフトボックスを近づけて光量を下げて使用するか、ディフューザを1枚間に入れて(ディフューザを人物に近づけて)使用すればテカリがかなり抑えられると思いますが、如何でしょうか?
うら (金曜日, 13 2月 2015 13:07)
展示会等での写真館協会さんの撮影などで最近良く目にしますが、大きなレフボードにメイン光を当て、その反射光をメイン光源にする。
私も今はそれをしています。
メインのソフトボックスの光軸をずらし、周辺光を顔に当てた事も有りますが、
ホワイトボードへの反射光の方が一番柔らかく回った光を出してくれました。
鼻が高い方、テカリの有る方マルチに活躍してくれます。
メインは反射を使うのですが、フロントは、かさトレ。
そのフロント光の光質が強いのかも。
顔に影を作り陰影を演出したいのですが証明写真では必要無い事が多く。
無難に済ませようとしています。
恥ずかしながらよくわかっていない事があります。
うろ覚えなので確かでは有りません。
「ソフトボックスを近づけると柔らかくなる」
「遠ざけると硬くなる」
今でもよくわかりません。
近づけるとなんで柔らかくなるの?
光源が近くなるのだから硬くなるんじゃないの?
自分なりにここに書き込む前に調べてみました。
拾った書き込みの中に
「光源の大小は「照射面積」で考えます。要するに照射面積が大きいほど影付きが弱く(柔らかく)なります。」
ソフトボックスを近づけると照射面積は大きくなる。だけど近づけるのだから明るくなりすぎる。だから出力を弱める。
出力を弱めても照射面積は変わらないので柔らかくなる。
そういう事なのかな?
????
遠ざけると回りこんだ光になって、より柔らかい光になるのではないの?
改めて手元にある玄光社のポートレートライティングを読んでみる。
中に「ライトの距離が遠いと鼻柱の影がシャープに出来、背景にも人の形が分かるほどはっきりした影が出来る。」
ソフトボックス以外にも通常の傘のバウンスでも同じ事が言えるのか?
よくわからないです。
kanetomo-photo (金曜日, 13 2月 2015 14:51)
一度光を当てられる方へまわってみて下さい。それぞれのライトがどのように見えるか確認して下さい。
そうすると自分の目に対してライトのモディファイヤがどのように見えるでしょうか。
近づけたり遠ざけたりすると、ソフトボックスでもアンブレラでも、レフ面でも写される位置からどのように見えるか観察すると簡単に判ると思います。
発光面の角度や大きさ、大きくなるとご自分の目に対して発光面から光がいろんな角度で飛び込んできます。(凸凹の形の物にいろんな角度で光が当たれ凸凹は目立たなくなります。すなわち柔らかくなる。)逆に発光面を遠ざけると発光面の見える角度は小さくなっていきます。すなわち一定の方向から光が来るように見えます。(影がはっきりしてきます。すなわち硬く感じます。)
例外も有りますが、こんな見方も一つの方法です。
ですので言葉の捉え様を間違えているかも知れませんが「照射面積」だけで硬い柔らかいは語れないと思います。(ベアバルブでは360度方向へ光は照射されますが点光源に近く光は硬いです。)
関連した以前のブログ記事
http://kanetomo-photo.jimdo.com/2013/09/30/クラムシェル風な証明写真/
うら (金曜日, 13 2月 2015 15:18)
とても分かりやすい説明ありがとうございます。
理解出来たと思います。
早速、実行してみます。
金友さんのように。まずは試してみるですよね。
金友さんのブログで、過去から現在までのアップされた人物写真を見て感じていた事。
優しさが有る。被写体に落ち着きが有る。それはなぜか?
暗い部分の使い方がすばらしい(私の勝手な解釈です)。
そしてずっと考えています。(考えるだけではダメですね)
自分の中で少し分かってきた部分が有ります。
それは、明るい部分と暗い部分の「境目」が美しい。
明るい部分よりもむしろ暗い部分とそれにさしかかる明暗の境目の味。
ライトで?レフで?いろいろ試されていてパターンは無いですね。
考え感じて作り上げられている。
メイン1灯だけでも明るい部分と暗い部分の境目のつながりを丁寧に整えれば、むしろ風格漂う写真に仕上がる。
そう思います。
広い面光源を直接被写体に向ける。
その後、どうするか?
何をしなければならないのか?どういう絵にしたいのか?
金友さんには強い影響を受けています。
kanetomo-photo (金曜日, 13 2月 2015)
うら さん
国内にはもっともっと上手い人が沢山おられます。
世界に目を向けると凄まじく上手い人や独創的な方がいっぱいいます。
狭い範囲にとどまらず、共に教え合い広い世界を見て学んでいこうではありませんか、これからもよろしくお願いいたします。