舞台写真についての話題が3日続きますが、ご容赦を。
今回は舞台写真に使う三脚について少し書きます。
何度か舞台写真を撮影するうちに次第にこの形のヘッドになっていきました。
この形と言うのはビデオ用のヘッドの事です。
通常は上の写真では外してある自由雲台を使って仕事をしていますが、舞台のときだけは写真のようにビデオ撮影用のヘッドに付替えて使用しています。
舞台撮影の要は傾かないようにまっすぐに撮る事に尽きると思います。
ですからレベル付の物を使用して、まずは三脚部のレベルをとります。
もう一点はカメラのバランスがとれるため殆どの場合いちいち締め付けて止める必要がありません。
三脚でレベル出しが出来たら、さらにカメラ側でレベルを確認し(舞台中央)微調整を行います。
中央部分がレベルがとれると次は下手と上手に振りレベルを確認します。
こうして上手の確認も出来ると準備完了で、後はどの方向に向けても垂直が出ますので後処理が大変楽になります。(三脚のヘッド部分に狂いが有ったり、締め付けによるバラツキ等が有ると角度が違ってくる事も考えられます。)
ブログ下の「犬の絵」「猫の絵」をクリックして下さい。
よろしくお願いいたします。
コメントをお書きください
エル (月曜日, 09 2月 2015 21:37)
残念ながらですが
水平を確認するには それでは不十分です。
通常の舞台撮影では、カメラの撮影位置は舞台より上方から下方にアングルを付けて
撮影します。
アングルを付けた状態で 水平がとれている事が、正しい水平確認だと思います。
更に 水平をとるという事は、三脚の足を調整しながら取るというは
アバウトに実施するには良いのですが、
厳密に効率良くとる為には、レベラーがある方が良いと思います。
kanetomo-photo (月曜日, 09 2月 2015 23:40)
エル さま
ありがとうございます。かなりの経験がお有りのようですね。
レベラーはあれば便利でしょうね、今後欲しい機材です。(自作改造品はあるのですがあまりに大きいので・・・)
以前精密なレベルと比較しましたが三脚付属のレベルは厳密にはあまり信用のおける物では有りません。多少時間は掛かりますがデジカメの内蔵レベルと併用することによってかなり精度が上がります。(カメラ内蔵のレベルを見ながらぐるっと180度廻して確認しています、180度あるいは360度振る事によって十分実用レベルに三脚下部のレベルを調整出来ます。)
今回は撮影したカットを4枚、6枚とつないで高解像度の画を作りますが問題なく繋がりました。)
また、今回のように狭い場所で、カメラを高く出来ない様な場合(写真の様な状況で)使えるレベラーをご存知でしたら是非お教え下さい。
よろしくお願いいたします。
エル (火曜日, 10 2月 2015 21:52)
レベラーとしては
Manfronto338 レベリングベース
が良いと思います。
最終的な微調整が 確実に行えます。
但し三脚の雲台ベースとの兼ね合いがありまして、マンフロットの雲台では問題ありませんが、GIZTOだと干渉があります。
水平を取る基準器としては、カメラ内蔵の物で良いと思います。
水平をとる際には、カメラにアングルを付けて、180度回して確認するのが良いようです。
kanetomo (火曜日, 10 2月 2015 22:32)
エル さま
これだと素早い調整が出来そうですね、早速購入してテストしたいと思います。
今後ともご指導期待しております。
ありがとうございました。
PLIE (水曜日, 11 2月 2015 09:11)
エル 改め PLIE です。
本記事に関連した話題は 私のHPの日記の箇所にまとめてあります。
興味がありましたら ご参考に
2012年7月11日
2012年8月14日
2012年8月15日
2014年4月22日
kanetomo-photo (水曜日, 11 2月 2015 12:12)
PLIE さん
そうでしたか、以前はHPのダイアリーをよく見させて頂き、バレエ写真について学ばせて頂いておりました。(PLIEファンの1人です)お教え頂いたHPの記事、大変参考になりました。
自分でブログを書き始めてから、ここ数年あまり他の人のブログやHPを見なくなりましたが、これからも参考にさせて下さい。よろしくお願いいたします。