木札を自然光で撮る

今日は木札の撮影依頼が有り、いつものストロボによる撮影ではなく条件が良かったので外に持ち出して自然光で撮影をしました。

ブログ記事ではあまり紹介しないのですが自然光でも写真を撮影しています。

まずは準備です。

上の写真のようにコンパネを半分に切った物に１x４インチの板にレベルを乗せてハタガネで水平に取り付けます。

その上に写す木札を載せます。

この時、スタジオの北面の壁を利用します。

丁度スラントの明かりのように北の空から奇麗な天空光が降り注ぎます。

光はその明かりだけで奇麗な片明かりになります。

スタジオ内でストロボやライトで光を作らなくても外で簡単にセットが可能で、日頃からまわりの状況を良く把握しておく事が役に立ちます。（時間帯や風向き、強さ等によっては撮影に不向きな状態になる事も有ります。）

準備ができたら撮影します。一番上の写真のように自然光で撮る場合は色温度を測定しておけば元の色に近い色目が簡単に出せます。（プリントの時に若干の補正を加えます。）

また、その他にも方法がいくつか有りますが、今日の方法は簡単で良く使用します。ハタガネはセッティングに凄く便利な道具なので複写等では良く活躍しています。

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