今日はブルーアワーについての話しです。
風景写真や人物撮影をしている人は良く聞く言葉かも知れません。
専門的な事はさておいて、実際の撮影で感覚的に利用している方は多いと思います。
しかし、マジックアワーは良く耳にするけどブルーアワーって殆ど聞かないなと言う方もいるかも知れませんね。
日没後夕焼けもほぼ終わりかけると辺りの空気が一変するように感じられます。
徐々にブルーアワーに変化して行きます。
この時間にカラーメーターを持ち出して変化具合を測定してみます。
暗くなって行くとともに色温度が上がって来ます。
あいにく私の持っているカラーメーターではEV3まで測れますが実際にはもっと早く「Under」表示が出ます。
測定可能な明るさまでやってみましたが、最大値8110Kまで測定出来その後は測定不能。
感覚的にはもう少し青くなっているように感じましたが同時に夕闇も迫って来ます。
AWB(オートホワイトバランス)での撮影はこんな感じです。下の写真は少し時間を置いて撮影しています。
ピクチャーモードを風景にして、色温度をカラーメーターの出た目に合わせてみます。
色温度7800Kで上の写真の調子となります。(ピクチャーモードが風景設定のため青空の色は少し強調されています。)
今度は色温度を一般的な真昼の数値5200Kに合わせると空の青がぐっと出てきます。
この辺りの青はとても魅力的です。
蛇足になりますが、タングステン電球の色温度に合わせますと下の写真のようになります。
ストロボを使った屋外撮影をされる方には魅力的な背景となります。
後は人物等にCTOを使用すれば、青い背景に素晴らしいポートレートが出来上がる事に・・・・。
経験の無い方は是非一度チャレンジしてみて下さい。
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くらとも (火曜日, 16 9月 2014 22:32)
わぁ〜凄く興味深いですね。
やったこと無いので試してみます。
今度そちらでも御一緒出来たら有難いです。宜しくお願いいたします。
kanetomo-photo (木曜日, 18 9月 2014 09:41)
マジックアワー・ブルーアワーとても面白いですね。テスト結果も教えて下さい。
Ela Harwood (火曜日, 24 1月 2017 22:31)
Great article.