昨日はi1の話題でしたが、本日は私が今使ってる銀塩プリンター、富士フィルムのフロンティア350の話題です。
このプリンターは発売されて既に10年以上になると思います。当店も既にそのくらいの期間使用していると思います。
当初はネガフィルムからのプリントが殆どでしたが、現在ではデジタルカメラやデータからのプリントが99%を占めています。
このプリンターを約7年ほど前よりi1でキャリブレーションして使用しております。もちろんその頃はCRTディスプレイで確か21インチの物を使っていました。
このディスプレイもやはりi1でキャリブレーションをしていましたので、Photoshopからダイレクトに出力する場合はかなり色が良く合っていました。上のパソコン画面の写真にフロンティア用のプロファイルが表示されています。
また、これを使ってプリントするのは、プロプリントや特に厳密に色合わせの必要がある大伸ばし、スタジオスナップ写真あるいは特に色にこだわりがある方のプリントの場合などこの方法でプリントしています。
その場合、必ずペーパーの条件出しの処理を実行します。
銀塩写真の場合、特に処理量(補充液の入り具合)や機械内部の温度変化によって色がかなり動きます、その変化はかなり大きいです。
ですから、モニターと実際のプリントのずれで、ペーパーの色変化が具体的に認識できます。言い換えれば、それほど画面とプリントとが良く合うという事です。
今日は少し限定的な話題になってしまいました。
コメントをお書きください
haru (木曜日, 06 6月 2013 09:07)
初めまして。
姫路の島内と申します。いつも楽しみにしております。
この春、プリントでお世話になっていた、写真屋さんの340Eが退役しまして、インクジェットプリンターに替わりました。
そのお店では自分のペーパーマガジンを持ち込んで、好き勝手にプリントしていました。
もう、銀塩でプリントする事もないと思いますが、フジというメーカーが醸し出す、日本人好みの発色は代え難いものがありましたね。
それとマガジンが余ってるのですが、使われる様でしたらお送りします。
(もちろん、無料です。)
haru (木曜日, 06 6月 2013 11:19)
340Eのマガジンは350と互換性がないみたいですね。
すみません。
kanetomo (木曜日, 06 6月 2013 12:05)
島内さま
340Eの退役残念ですね。
そうなんです、私もこだわりがあってずーっと銀塩タイプを使用していますが、次の買い替えをどうしたものかと悩んでおります。
人肌の表現やハイライトのトーンの滑らかさなど、こだわりを捨てればインクジェットでも良いのですが・・・。
ペーパーマガジンの件ありがとうございます。
もし邪魔になるようでしたら、着払いにてお送りいただければ、友人に340を使用してる物が数人いますので有効活用させて頂きます。